食べる | セピック川の旅行のクチコミ

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  • 投稿者:numa
  • 2012-08-29 08:22

セピック川 - サゴヤシ料理

セピックの村を訪ねると、ときどき女性たちが料理をしている光景に出会います。レシピもロジックも明らかに異なる彼女たちのクッキング。(ゲテモノ)料理好きなら目が釘付けとなるでしょう。

僕が最も印象に残っているのはサゴヤシ料理。サゴヤシは原産がいまだわかっていないというヤシの木の一種で、パプアニューギニアの低地では広く栽培されているようです。成育は遅く20年近くかけて成長する中で、一度だけ開花するそうです。パプアの人々は幹からでんぷんを採取して、パンケーキなどにします。色はタピオカに似ています。

そのとき女性たちはサゴヤシのでんぷんを使い、スープのようなゼリーのようなものを作っていました。どんよりグレーに濁った物体とも液体ともいえない、温かいのか冷たいのかも推し量れない、皿一杯のグレーなゼラチン質。彼女たちはその一品を差し出し、満面の笑みをこちらに向けます。僕は怖くなってとっさに「NO」と口走ってしまいました(僕は食わず嫌いで有名な男です)。思えば失礼の極みだったかもしれません。

しかし僕の隣にいたアメリカ人家族は違う反応を見せました。彼らの家族には二人の男の子がいて、そのうち次男(たぶん13歳くらい)が勇気を振り絞った表情でその皿を手にしました。家族全員が不安げな表情の中、次男はその料理を口にし・・・青汁のコマーシャルみたいに「まずっ」と顔を歪めました。すると父親は「you are brave, my son」と肩を抱き寄せて何度も褒め称え、家族は金メダルでも取ったかのような盛り上がり。「褒めて伸ばす」というアメリカ人の教育も何だかすごい次元に突入しているなあ、と苦笑してしまいました。次男にあとで聞いたら「あまり味がしなかった」とのこと。化学調味料まみれのアメリカ人の味覚では、当然といえば当然かもしれませんが。

というわけで話はかなり脱線しましたが、サゴヤシ料理、見た目はものすごくグロテスクです。見たことはありませんが、パンケーキはもっと美味しそうなのかもしれません。いずれにしても、サゴヤシを主食にする人々は世界的に見てもインドネシアとパプアニューギニアの一部にしかいないようです。貴重な料理ですので、機会があればぜひ挑戦してみてください。僕も次回は・・・うーん、どうしようかなあ。

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