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フェスティバル・お祭り | ラバウルの旅行のクチコミ

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  • 投稿者:numa
  • 2012-09-24 19:10

ラバウル - マスクフェスティバル その③

トーライ族と並ぶフェスのハイライトは、バイニンマン。彼らは夜遅くに登場した。

まさに水木しげるの描いた妖怪画のような巨大なマスク。まるでトンボの妖怪のようだ。子どもが見たら夜寝れなくなってしまうだろう。バイニンマンはファイヤーダンスとの名手として有名らしい。7,8人で登場したバイニンマンは巨大なたき火を恐れることなく、炎の中へ突入する。素早い動きと言葉にならない雄叫び。彼らも完全にトランス状態に入ってしまっている。聞けばこれも、成人する男たちが行う神聖なイニシエーションだという。

近年のパプアニューギニアで、どうしてこのようなシンシン・フェスティバルが開催されるようになったかというと、部族間の闘争がなくなり平和になった現代、様々な部族が集まりシンシンを見せることでお互いを尊重し、協調してゆこうという意味合いがあるのだそうだ。と同時に部族固有の伝統文化を絶やすことなく守り、世界へ向けて彼らのアイデンティティを発信する目的があるのだという。

それにしても、どの部族も迫力があり、そして色鮮やか。写真が好きな人にとっては最高の撮影会になることは間違いなし。

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  • 投稿者:numa
  • 2012-09-24 19:07

ラバウル - マスクフェスティバル その②

シンシンは一般的に戦闘の始まりや勝利の時、または部族の歴史や新興を表現する場で行われるらしい。富の象徴であるブタが集められ、噂を聞きつけた集まった他部族の者に自分たちの威信を知らしめる絶好の機会でもあるようだ。

トーライ族のドゥクドゥクと呼ばれる二本足の精霊は、ある年齢に達した青年が演じている。その理由を尋ねてみると成人になるためのイニシエーションの一緒とのこと。しかしタブーも多く、古代から伝承された大切な神事出あること以外は、何を聞いて答えてくれない。マスクに意味や、なぜトランス状態になり踊り狂うのかなど、謎は実に多い。

無理やり日本の文化に変換してみると、いわば成人式に当たる儀式ということか。羽織袴の代わりにマスクを被り、狂ったように踊る。だとすると、こちらの成人式はかなりぶっ飛んでいる。けれど考えてみれば、公民館に集められ市長の話を聞いてから飲みに繰り出す日本の成人式よりも、ドゥクドゥクになってトランス状態に入り踊り狂った方がよっぽど楽しいかもしれない。高度にテクノロジーが発達し、キャピタリズムに覆われる現在の地球上で、文化の違いを強烈に提示するとは、おそるべしパプア。

(続)

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  • 投稿者:numa
  • 2012-09-24 19:05

ラバウル - マスクフェスティバル その①

パプアニューギニアで開催されるシンシン・フェスティバルの中でも近年特に注目を集めているという「ナショナル・マスク・フェスティバル」に行ってきた。

場所はニューブリテン島のココポという小さな港町。フェスのはじまる明け方、ボートに乗り込み沖合へ。空はどんより不気味に曇っていた。水平線の先からからどす黒いリズムと荒々しい雄叫びが聞こえる。船には地元のトーライ族を20名ほどと、そしてマンガに登場しそうな奇妙なマスクを付け笹のような葉で体を覆った2人の男が乗っている。マスクをした男たちは船の上で激しく踊っていた。彼らの背後には、1994年に大噴火したという火山から煙がモクモクと空に舞っている。ものすごい迫力。想像していた以上に不気味、というよりも映画のロケ現場にいるような、現実離れをしたセッティングが信じられなかった。

トーライ族は群衆で埋め尽くされた浜辺に上陸。汗と男の体臭が交錯する中、無我夢中でカメラのシャッターを切る。仮想したマスクの男たちは体を震わせ、生命力をみなぎらせながら激しく踊る。彼らは「ドゥグドゥグ」と呼ばれる二本足の精霊らしい。これがフェスティバルのオープニング。果たしてこの後、どのような光景を目にすることになるのか・・・くわばら、くわばら。


つづく

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マスクフェスティバル バイニン族のファイアーダンス! ココポ&ラバウル

マスクフェスティバルのビッグイベントの一つ、バイニン族のファイアーダンスへ!
ココポ中心部から車で20~30分程、そのイニシエーションは真っ暗な山中で開かれていた。

辺りは、ファイヤーマンを讃えるかの様に太鼓と歌声が響きわたる。
中央に大きな炎が燃え盛る中、ギャラリーが息を飲んで見守っている。
一定のリズムを保ちながら、炎の中に飛び込んでいくファイアーマン!
完全にトランス状態だろう。

たき火を蹴り散らし、火の粉が暗闇に舞う度に観衆から歓声が沸き上がっていた。
時折、おおきな蛇のマスクをかぶった精霊が炎の周りを練り歩く。

マスクフェスティバルでは、このファイヤーダンスとキナバイの儀式は是非とも観て頂きたい。


photo by ohata yoko

マスクフェスティバル キナバイの儀式

マスクフェスティバルのメインイベントの一つとも言えるトーライ族のキナバイの儀式を
観る為に、早朝にも関わらず多くのギャラリーでビーチは埋め尽くされていた。

キナバイの儀式は、成人する選ばれた男子のみが行う神聖なる儀式。
2艘の小舟に乗ったトーライ族が、トゥブアンという精霊を中心に太鼓と歌で迎え入れられる。
彼らは、キナバイの儀式が終わるまで、数週間に及ぶ断食を行う。

辺りがうっすらと明るさを帯びた頃、
遥か沖の方から、トゥブアンが歌と踊りを繰り返しながらゆっくりと岸へ上陸する。
それを3組程、繰り返し岸で合流。

再度沖へ出て、上陸を行う所でキナバイのクライマックスを迎える。
大きなかけ声と太鼓が鳴り響く中、威嚇するかの様に激しく体を揺らし
踊り続けるトゥブアン。
観衆も一気に詰めより、歌と熱気で溢れた会場のボルテージも最高潮に。

今回のマスクフェスティバルで一番観たかったキナバイの儀式。
トゥブアンが去った後、波の音だけが響く静謐な時間を過ごし、
私たちは、遠くタブルブル山を仰ぎながら会場を後にしました。


写真は全て photographer 大畑陽子氏が撮影したものです。

http://hataphoto.exblog.jp/

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