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クルージング | セピック川の旅行のクチコミ

  • 投稿者:numa
  • 2012-07-28 09:20

セピック川 - セピック・スピリット その②

船内で白人スタッフが地図を広げつつ、旅のルートとそれぞれの場所でのアトラクションについて説明、そして一日のスケジュールについてレクチャーがありました。今回の旅は3泊4日、この地域特有の精霊信仰や、精巧かつ力強い宗教芸術品を見物しながら旅は進みます。

人間の住む集落をときどき川沿いに見かける他は、鬱蒼とした密林や湿原地帯が続きます。村人の操るカヌーにはエンジンがついておらず、この地域がいかに原始的であるかを物語っているようです。小型ボートに乗り換えて一日に3〜4くらいの村を訪ね歩き、どの村でもシンシンなどの伝統的パフォーマンスで歓迎され、そして最後は土産品を物色する。今回のツアーで一緒のアメリカ人の4人家族(サンディエゴで夫婦ともども弁護士をするというお金持ち)は狂ったようにマスクや木像、ストーリーボードなどを買い漁り、どのようにして家まで持って帰るのかとこちらが心配になるほど。冗談で「オセアニアアートの店でも開くかな」なんて話していますが、彼らに言わせれば、村々で売られる美術品はどれも質が良く、値段も信じられないほど安いとのこと。僕もつられて巨大なマスクをひとつ購入することに。

夕食前はクリスというセピック出身のガイドのよる、お勉強の時間。彼は行く先々で熱心にガイドをしてくれ、この時間帯には一日を振り返りつつ、セピック特有の文化や歴史について解説してくれる。3,4時間おきに変わっているという川の水位のこと、ワニを信仰するクロコダイルマンといわれる部族のイニシエーションについて、そして過去に行われていた食人習慣・・・単なる観光では終わらせないよう、とても有益なレクチャープログラムが組まれていることに感心する。

そういえば昼間、ある村でシンシンショーを見せてもらったあと、クリスが村長とひそひそ話をしているのを見かけた。気になって観察していると、最後にクリスは村長に現金を渡していた。なるほどー、シンシンのパフォーマンス代ってことか。原始的に見えるセピックにも、確実に貨幣経済の波が押し寄せているというわけですね。クリスは僕たちツアー客に見えないよう、こっそりとお金を渡していたけれど、逆に挙動不審で僕らにはバレバレでした(笑)。

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  • 投稿者:numa
  • 2012-07-24 20:42

セピック川 - セピック・スピリット その①

パプアニューギニア有数の大河・セピックを体験する最もラグジュアリーな手段は、客船セピック・スピリット号での旅以外にないと思います。

このツアーを主催するのは「TRANS NIUGINI TOURS」。セピック流域の「KARAWARI LODGE」、タリの「AMBUA LODGE」マウント・ハーゲンの「RONDON RIDGE」など、パプアニューギニアでは珍しく個性的なラグジュアリーホテルを手がけるグループ。

彼らが出迎えてくれたのはマウント・ハーゲンの空港。そこから7人乗りのチャーター機でセピックへ向かいます。プロペラのついた小型機に乗り込むのは初めてだったのですが、僕は運良くパイロットの隣の席に案内され、豪快な長めを楽しみながら1時間半ほどフライト。着陸する段になって見えてきたのは、ジャングルを切り開いただけの原っぱ。そこが滑走路のようです。正直ビビりましたが、難なく着陸。そのまま「KARAWARI LODGE」へ移動し、昼食をとってからセピック・スピリット号に乗り込みました。

機上から見えたセピック川は、まるで大蛇のように、広大な密林の中を曲がりくねっていました。薄茶色をした川のそばには三日月湖がいくつも見え、氾濫と乾燥を繰り返しながら豊かな生態系を紡ぎ出していることがわかります。そんな熱帯の大河をさ迷うのかと思うと気持ちが高ぶります。南米の大河アマゾンの場合だとピラニアやアナコンダという凶暴な生物が潜んでいますが、大型動物が生息しないセピックはワニ(!)がいる程度。まあなんとかなるでしょう。

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セピック川クルーズ

セピック川流域はパプアニューギニアを代表する独特の民族文化がまだ色濃く残る一帯だ。流域には道がなく人々は川で魚を獲り、カヌーで村々と交流する。川と共に生きる部族は独特の文化を守り続けている。大地、水、木には精霊が宿り人々はそれを精霊の家に祀る。また成人になる男たちが背中にワニの表皮の様な彫り物を入れ、その力を得ようとする。このセピック川のクルーズの高級版がセピックスピリッツ号で巡る快適な船旅で、欧米からリッチなシニアなどが参加している。旅は標高1500mの高地マウントハーゲン空港から始まる。自社小型飛行機に乗り込み美しく険しい山並みを緩やかに下ってゆくといきなり大きな川が蛇行する大湿原が目前に現れる。セピック川沿いの野原の飛行場に降り立つとまず湿原を見下ろすアンブンティロッジへ案内される。大きな木彫りなど民芸品で溢れテラスからは雄大な湿原が広がる。文明から遠く離れた大自然の真っ只中にいることを感じる。昼食後、いよいよセピックスピリッツ号に乗り込む。3階建ての船内は靴を脱いで素足で過ごせるようすべてじゅうたん敷きになっており、虫などが入ってこないように密閉され完全空調となっている。1階は広いラウンジ、バーカウンター、船尾にガラス張りのダイニングスペース、2階にシャワートイレを完備した客室、3階はテラスとスタッフ居住区になっている。外界と遮断された別世界の文明空間だ。コースは現地の都合で異なることがあるが3泊のクルーズが一般的だ。毎晩、翌日のレクチャーが開かれ、早朝、幻想的な水面を眺め、朝食後スタッフのガイドで様々な村々を訪ね、踊りや精霊の家、生活の様子をデモを交えて観光。そして夕陽を眺めながら夕食、夜は寛ぐ。ここにしかない文化と大自然の中を、これだけ快適な居住空間を確保して巡れることは奇跡のように感じる。

ツアー会社: PNGジャパン
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